4.経過
@不登校になって起こる諸問題
・睡眠の乱れ(起床例:午前の遅い時間〜夕方の目覚め、就寝例:午前0時過ぎ〜明け方)
・外出を控える(特に登校時間、下校時間を避ける傾向が強い)
・学習嫌悪(不登校初期段階では、学習はほとんどしませんし、強要すれば感情的なります)
・感情のコントロール(些細なことで落ち込んだり、感情的になる)
・生活リズムの乱れ(ゲーム、漫画、ネットなどに没頭)
・活性の低下(登校していた頃の活性はなく、疲労感、倦怠感、無力感、怠惰、悲観的な感情)
Aマイナス要因(不登校後の経過)
(家庭)
・どうして行けないのか?でなく、どうしたら行けるのか?に強い意識をもっている
・事態好転を待てるだけ待って、いきなり学校どうするか、行くべきだと迫ること
・色々やってみたが好転しなかったので、運を天に任せるような心境で何も働きかけないこと
・こどもの心への接近ができていない
・コミュニケーションが上手く取れない
(本人)
・どうして行けないかの現実に意識が向かない
・しんどいことからの逃避が強い(快楽、安易を選択)
・自分にとって何が大切なのかの意識を持とうとはしない
・どんな自分になりたいか、どうしたいのかを自問自答しない
・いろいろなことを話せる人がいない
B好転兆候
・必要なことへ意識が向いて、実現可能な目標を持ち始める(例:学習、家事、運動などスキルの向上が得られるもの)
さらに目標獲得に向け行動を起こし始め、持続性も徐々についてくる
・自分の短所や不適切な意識とその影響に意識が向いてきて自分を変えたい意識が出てくる
(例:不安に感じているものの実在しないことの認知、先送り癖など)
以上のことについて人に話せる