<学ぶこと>

 

学ぶとは、個人差はありますが、人には、もともと好奇心、向上心があり、現状よりもっと・・・を望むことで結果、学びが起こります。
知識やスキルが身につき、それは役に立つし、得だし、学ぶことで視野が広くなります。

学び方としては、大きく分けると受動的な学びと能動的な学びがあります。外部から情報を入れる受動的学びは多く、ネット、TV,書籍と膨大な量を有しています。能動的な学びとは、主に経験を通じて学ぶことです。どちらも必要なことですが、心に刻み込まれる割合が高いのは、能動的学びの方になります。

 今までの支援方法の各テーマで述べてきたことは、問題への具体的解決の方法を説明してきたわけでなく、経験則(能動的)から導きだされた、ある部分の人の共通する反応行動パターンです。人による違いでなく、共通した法則のようなものだと「はじめに」の項で述べました。 解決方法(受動的)から入ると上手くいく場合もあるのですが、応用が利きにくくなるのです。それは基礎ベースができていないからです。基礎とは基本的な捉え方や本質をさします。
教科学習を例に挙げると、基礎ができていないのに応用問題を解く方法論を学習することと類似しているのです。
もうひとつ大切なことは成功と失敗です。当たり前ですが誰もが成功をの方を望みます。
しかし、最善をつくしても、失敗は起こるものです。これは、ある意味避けられない自然なことなのです。
失敗は挫折、疲労、嫌悪、意欲喪失・・・など心理的にネガティブな状態を引き起こします。しかし、自然なこととして捉えればネガティブな心境から早期に脱することができますし、むしろ失敗から目をそむけず、その原因に目を向けるといろいろなことに気付き、教訓を得たり、克服することで感動を生む(能動的)こともあり、いきなり成功より、失敗を経て成功にいたる方が遥かに学びが大きいこともあります。また問題に注視し、その解決方法を学ぶことは、大切とは思いますが、物事の原因についてみていくと物事の成り立ちや諸々の事象は様々な因果関係より生じていることが見えてきて予測や予防などその対処が容易になってきます。これらは、経験してみるとその意味が実感を持って味わえる(学べる)ものなのです。