<偶然と必然>

 

「たまたま偶然が重なって、~が起こったのは、起こるべくして起こったこと」など偶然か必然かを区別してみることは、よくあることの日常の一つです。
偶然であれば、どうしようもない、身をゆだねるしかない、と捉えることは一般的で違和感を感じることでもありません。
誰でも生きていくうえで、もし~がなかったら、出会わなかったら、~は起きた、起きなかったということの経験はあると思います。
出合ってしまったこと、起こった出来事を一つの経験、条件として生活していくわけです。
偶然であろうが、必然であろうが、起こった出来事にどういう意味、気付きが得られるかは、注意深く洞察すれば、また時間経過とともに気付かないことに気付いたりすることがあるのです。
 人の意識はエネルギーなので見えないのですが、エネルギーなので、思いや考えだけでも自分自身や周囲に影響を与えています、むろん行動を起こせば、それに応じた結果が現れ易くなります。つまり自分から発信したエネルギーが色々な形でリターンすると思うのです。それが様々な偶然や必然を招くことに繋がるのです。
 相談をしていて、色々な出来事にめぐり合います。
いいこと、そうでないこと、でもそこには何かしらの意味があるとしてみると、必ずみつかるのです。ほとんどは、よくない出来事の中からなのです。むしろ良い出来事や展開の中には気付きは少ないのです。
よくない出来事は好まれないのですが、重要なことに気付いたり、よくない出来事として表面化してよかったと思うことがほとんどです。
困った出来事を問題としてみれば、どう対処すべきかに意識が行きがちになるのですが、起こった出来事にどういう意味が含まれているのか?と自己都合を排して意識してみると、何かしらの意味を見出すことが出来ます。それからどうすべきかを考えることをお勧めします。
これは、偶然、必然の中には、いろいろな意味が含まれている事実に気付くことで良かったと実感を味合うことが出来るのです。